オトリを制す者が友を制す

〜56℃の風呂にあなたは一分間入れますか?〜


上記の意味が分かる方はこのページを見る意味は無いでしょう、では何故このようなページを作るのか?高津川も全国区になり様々な釣師が集まります、それは僕としても大変喜ばしい事だし漁協にとっても地域の商売人にとってもいい事だと思います、ここではオトリの動かし方(スーパーウェポン等)を説明をする事はありません、それ以前の問題です。

飼育中のオトリあゆ

やはり全国から集まれば上手い「プロクラス」からあからさまに「素人」さんも居ます、そして「オトリを制す者が友を制す」と言う言葉はもはや確言でしょう、それはオトリを選ぶ以前の問題なのです、僕は養魚者なのでアユの立場から物を言わせて貰いますが、「56℃の風呂にあなたは一分間入れますか?」この意味を頭に置いておいてください、いいですか?それは無理ですよね?まぁ熱いのが好きな人でも無理でしょう、そして同じ立場にいるのがオトリ鮎達なのです、あゆの体温は約16℃・・人間の体温は36℃・・こんな熱い手のひらで一分もこねられたらそりゃ弱りますよ(-_-;しまいには手のひらで握るアホも居ます(゜〜゜)大火傷ですよ、そしてその人が選んだ後は・・選ばれなかったオトリは弱って使い物にならなくなります・・僕も大会やオトリを配布する仕事をしているのでいつも気にしています、仙人も言ってましたが「10秒でオトリを判断できなきゃ本当のオトリは選べない」と言ってました、上手い人は10秒で鰓・胸ビレ・背ビレ・鼻などをさっと確認します、ならそれが出来ない人はどうすればいいのか?漁協に行けばありますが氷水で手をしっかり冷やしてください、10秒冷やせば(荒熱をとる)、30秒はあゆに触っても大丈夫、またあゆは寒さには強いのであまり暴れずしっかりと確認できるでしょう?色々苦情が入りますが僕の立場から言わせて貰えればこの事が一番気がかりです、僕だってアユを手選別する時は10℃の流水で一分は冷やします、また選別中は常に手を冷やして置きます、これぐらいできないと上手いオトリ釣り師にはなれないと思います、周りの事も考えなるべく冷たい手でさっとオトリを選んでください、確かに漁協のあゆが悪い事も多々あります、ですがお互い少しの知識と努力で楽しい釣りが出来るのならばそれに鼓した事はありません、宜しくお願いします。m(_ _)m

@ じっくりあゆに触りたい

A 氷水(こおりみず)で手の平を最低10秒は冷やす

B 温度変化の少ない手の平で触られたあゆは無駄な抵抗は少ない

C オトリを選ぶ技術が向上する

D オトリが弱りにくくなる

E あゆが沢山釣れるようになる

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