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最近の情報を載せて行きます。

07年12月30日  追悼

吹雪になった年末今年度、初めての「雪」が降りました、綺麗な粉雪でしたよ、それはさて置き、僕と親しい虫追の支部長さんが亡くなりました・・・、いつも元気で漁協に協力してくれて、僕の事も可愛がってくれていて、「こりゃー」が口癖の椋木総代、「こりゃー、真庭君やー、最近は日本の気候が可笑しいけぇ、高津川もどうなるか分からん!そん時ゃーお主等が高津川の切り札じゃけーのぉ、しっかりやれよ」と言ってくれた言葉が胸から離れません・・いつも元気良く、大声で笑い飛ばしていた笑顔は、そこにはありませんでした・・つい今月の13日にもセンターに来て、ギンブナの手伝いをしてくれた支部長さん・・享年73歳でした、ご冥福をお祈りします。


底掃除をする宮内さんと桐さん07年12月27日  F2仔魚の選別

遂に今年も年末を迎え、孵化70日を迎えるあゆを選別する時期となりました、やっぱ実数が大まかに分かるのでワクワクドキドキと言うのが本音でしょうか?底掃除で一斉に消化バクテリアを撤去して行きます、10池は派手にキラキラ病に遣られた池なのでかなり淘汰され、成長率が素晴らしい反面、実数は少なめでしょうね。


水槽を掃除する篠原栄さん07年12月24日

世間ではクリスマスですね、そろそろ来年の事も含め話し合いが行われました、難しい判断も多々ありますが、もう少し成長して安定してくるとアユの育成も楽になるのですが、これから来年の初めに掛けて一号棟も稼動しますし、アユの状態を見極めて合わせたエサを与える事が重要になります。


配合を撒く大佐古さん07年12月21日

今日は必死になって成長速度の遅い水槽のアユを分用しました、やっぱ丸い水槽の方が配合を良く食べる傾向が今年もありました、今年ももう直ぐ池上げの話しもでてきました、稚魚が入るのは来年の初め頃になりそうです。


07年12月18日水温を計る桐さん

やっと高密度ワムシの螺旋のように苦戦した、原因がだいたい分かり安定してきました、やはり比重とクロレラの濃度が深く関係していたみたいで、この問題を追及する事によってCC2000〜3000での飼育を安定させる事ができるようになりました、本当「二年目のジンクス」とはよく言った物でドツボにハマッテイタ、僕もやはりまだまだ研究不足だったのでしょう、でも誰もこの問題を解決してくれる分けはないので自分で切り開いて前へ進む事で一歩一歩前進できるのでしょう、その為には周りの協力が不可欠ですね。


Taikiがサイフォンで11池に移送中です07年12月15日

だいぶ寒くなって来ました、そろそろ水槽の仔魚が大きくなり1t水槽では成長が滞るので広い池に移送する作業を行いました、だいぶ水流に逆らって泳ぐようになり、主力の11池の底に消化バクテリアが付いてきて水質悪化も一安心できてきました、先日、センターで忘年会がありました、皆さん一致団結して取り組む方針が話されました。


山女を取り上げる斉藤課長と田中支所長07年12月12日

今日は山女を選別でーす、9月から本格的に飼育している冷凍販売用の山女です、いやーアユと違って肉食ですねー、センターで繁殖しているアマガエルが池に落ちたら直ぐ興味を示します、大きい物は80gを越してました、春には沢山売れますよーに。


ワムシ用、人工海水を作る宮内さん07年12月 9日

大分大きくなってきました、最初に孵化した仔魚はもう50日を越え、体長は3cm前後です、今年はアルテミアの商品劣化に伴い、冷凍コペを給餌する方針が決定しました、なんでも北アメリカの塩水湖の上昇で良質のアルテミアが入手困難みたいですよ、大変ですね、そう言えば何故か低密度ワムシ池に体長1cmまで育ったアルテミアが居ました・・入れたのは誰だぁー( ̄□ ̄;


電気センサーを確認する塩満さんに掃除する篠原栄さん07年12月 6日

この日、たまた昼に川へ覗いたら、尾びれにカビ?が生えたアユが湧き水でウロウロしてました、ビックリしました、まだ中流域にあゆが居るなんて・・・来年は本当に大丈夫でしょうか?そんな不安を他所にセンターは着々とアユを作らねばなりません、なんと言っても皆さんの為に!


足場を組む宮内さん07年12月 3日

皆さん作業に打ち込む皆さん、宮内さんが海水運搬トラックの足場を作れば、塩満さん・大佐古さんがポンプの設置や修理に励んでいます、僕もワムシを研究したりアユの体長をはかったり、コンマ0・・の魚体重を量ったりとあっと言う間に時間が進むのでした。


07年11月30日 苦しい時にこそ視野を広く持つ

僕も人間未熟なので物事が上手くいかない時や、大きな壁にあたった時は自分を責める事も多々あります、ですが、自分を信じて頑張る事が大事だと、身近な人に教わりました、ただ漠然と仕事をする事が、いかに意味の無い事かと思い、一つ大人になったと思った、僕の誕生日でした。ここで一つ「百聞は一見にしかず、主君たる者、物事を己で見ず判断を下す事は愚行である」毛利家家臣・吉川元春の名言の一つです、ここではいかに自分で家臣(同僚)を見ないで、判断すると誤った処置をしてしまう、と言う考えです、僕はできるだけ自分の目で見て、物事を判断したいと思います、このご時世、情報で溢れているからこそ、自分の目がいかに大事かと説いていると思います。


観察に来た柳尾昌さん07年11月27日

さてちょっと池の様子が変化して来る孵化20日〜30日に差し掛かりました、この時期はいつも支所長や課長や僕や先輩(今年から)を巻き込んで最善の策を考えて実行します、この頃になると魚はクセ出てきて僕は視察係りなので状態の報告や相談を皆にします、正直マジで気になって夜も寝れない時期その@です、ワムシもそうですが休日も気になってちょくちょくセンターへ覗く時期です、物ではないので決まった方法はないですので個々でよく観察しないといけません。


低密度培養ワムシを引く塩満さん07年11月24日

やっと全ての仔魚が孵化しました、これで今年は最初と最後が約40日空くことになり今後の管理がシビアになりそうです、最近仕事の帰りに川原に寄って産卵しそうな石をはぐって見てもイマイチ受精卵が少ない気がします、まだ上流にいるのでしょうか。


孵化仔魚を見学する柳尾さん・山本さん07年11月21日  ワムシ投与数がピークに近づく

と言う分けで高密度をキチンとやり直す為に山口秋穂から高密度ワムシを貰いに行きました、実験では散々な結果に終わった高密度ワムシ・・とりあえず基本に戻ったら安定したので今度は前回の失敗を踏まえ頑張ろうと思います、累代初代すこぶる順調と育っています。


孵化が終了したシュロを撤去する塩満さん07年11月18日

さて、そろそろ一番早い孵化が日零30日前後を向かえ、水質悪化対策や水槽への分用など仕事内容も少し様変わりして来ました、内池では実験として受精卵を強い水流で流してみてはカビの発生が防げるか?と言う実験をしています、とにかく色素剤がまったく使えないアユにとってはカビが最大の天敵です、なんとか突破口を探っている今日この頃です。


親魚放流の準備をする皆さん07年11月15日  採卵場に約1200尾を放流

遂に採卵も14回行いましたが、もう出ない(*_*)15回目は一尾も採卵できなかったので終了しました、残りの天然遡上は産卵場へ放流し来年の遡上に期待します、今年は天然の流下仔魚がイマイチ少ないと言う情報も入ってますし、なんとか無事遡上してくれればいいですが・・。


山女放流の準備をする田中さんと大佐古さん07年11月12日  広島佐々木釣具店による山女の放流

今年も先日、佐々木釣具店による山女の放流がありました、三段峡漁協さんとの共同イベントで高津川は1700尾(15g)の放流です、今年も渓流釣りは人気ですし、高津川でもあちこちで釣り人を見ました、来年も沢山釣れればいいですね、センターの方ではシュロを池から撤去し始めました、11池の孵化が終わりに近づいています。


受精シュロを運ぶ田中さん・大佐古さん07年 11月 9日

まだまだ採卵です、どこまで続くのか・・なんと今回で14回目を迎えました、なかなか纏まって天然遡上は産卵しませんが今年は特にその固体差が激しく苦労しています、もう一号棟でも内池に収納の準備をしてますし、ワムシもこれから本格的に必要になって来るんですね。


スズキを捕まえる網を整理する組合長07年 11月 6日

組合長情報ですが大分下流の産卵場へあゆが下がったらしいです、そしてスズキが弱ったあゆを食べる為、約200尾前後下流に遡上して来ていると言うのでスズキの駆除に組合長が行きました、結果は残念ながら捕まらなかったようですが早朝からかなり粘ってました、さて天然親魚ですがなんか産卵ピークを越したような気がします・・ふーむ。


ポンプをどうにか動かした塩満さん07年 11月 3日

やっと定点ポンプが修理から帰って来ました(^。^;)これで高密度培養のワムシ君も安定してくれなきゃ困るのですが、池の低密度がガックリ落ちてたのでピンチに水替えを必死でやってなんとか復帰しました、天然物の辛い所が今年も出そうです・・そう、纏まって孵化しません・・これは成長に凄く差が付くので困るんですが・・しょうがないのでしょうかねぇ・・。


スクリーンを目張りする村上昇さん07年 10月30日

やっと六回目にして天然親魚が本格的に、採卵するように成熟してきました、この調子でどんどん取れればいいのですが、池の準備も着々とすすんで池中央部のスクリーンの張替えなど大工作業がテンコ盛りです。


熱心な斐伊川理事さん達07年 10月27日  斐伊川漁協の皆様が来場

出雲の斐伊川さんがセンターへ来ました、約15名で熱心な理事さん達にはビックリしました、高津川でも下流の方に熱心な理事さんがいますが2.3名です、育成現場=生産現場なのでもっと総代さんを含め関心を持って貰わないと(^。^;)僕達も寂しい限りです、僕と支所長が採卵するのを主に見学しメモを取る理事さんもいました、突っ込んだ質問をされたので知識にはビックリしましたσ(^_^;イズモナンキンも生産されているようです、さて仕魚ですが孵化7日目で水面に波紋立ち始めました、活性が良く今年も順調に育っているようです。


山女の調査に行く三家本さん07年 10月23日

さて今日は採卵は中日、孵化が終わったサランロックの洗浄をしました、急ピッチで育成の準備をしています、2号棟上部のパッカー取り付け等、池が空いてないと修理出来ない場所も直しました、配水管の増設など今年は今年なりに工夫しながらやらねばなりません、今年も斉藤課長プロジェクトの山女原種調査を開始しました。


天井幕を設置する支所長と篠原栄さん07年 10月20日  F2の孵化が始まる

18日に去年より約10早い孵化となりました、類題二代目なのと「電気照明」が効果があったのでしょう、やはり累代は一回掛け合わせただけでも纏めて卵を産んでくれるので大変楽です、配合への食い付きも天然物とは全然違い良く食べます、天然遡上の仔だと最初の三日ぐらいは配合に興味も持ってくれません、一年池で過ごしただけでこうも人工飼育の環境がアユ達に埋め込まれる物かと「血」の神秘に感心してました。


産みそうな親魚を選別します07年 10月17日

今年は去年うまく行ったワムシを更に高津川センターへの順応させるべく改良をしてますがなかなか上手く行きません、この時期は生物試料を担当している自分ですが、かなり色んな方面で行き詰っています、二種類のワムシを飼育していますが、個性がまったく違うので僕もパニック(*_*)もはや経験してデータを取るしかないと思い四苦八苦しています、採卵も順調に天然三回目を迎えました、今年も高津川天然遡上親魚の仔は個性がありそうですσ(^_^;


希少な高津川天然遡上親魚だよー07年 10月14日  大人気!高津川の天然遡上親魚

ここ10日間で山口秋穂・広島大田川・兵庫揖保川・島根県江川さんから高津川天然遡上親魚を分けて貰うよう打診がありました、天然遡上は捕まえるのも困難な時世なので人気は分かりますが、「高津川の親魚は掛け戻し交配にもってこい」とか、やはり累代10年ぐらい人工産を掛け続けると血が濃くなるので奇形魚を出さない為にも掛け戻しは必須なのです、そこで中国五県の一番人気が高津川親魚、でもみなさん高津川のアユは清流アユなのでクセが強いですよ(^。^;)でも掛け戻すぐらいの血合いならクセは出そうにないですね。


放流する親魚達07年 10月11日  採卵場に1200尾を放流  

親魚放流の第一弾です、F1の親魚を飯田下流へ今年も1200尾の放流、今年放流した親魚はみな120gオーバーの大型なのでかなり卵を産みそう、今年は異常気象でまだ下流には大型アユが下がりきって居ません、上流で産卵するのかかなり心配です。


受精卵を水槽に収納しました07年 10月 8日  去年より12日早い採卵

去年孵化させた累代1代目の親魚の産卵が始まりました、纏めて2600g以上採卵でき、人工と天然遡上の性質の違いをまざまざと知りました、今年は累代の仔はまだどういうふうに飼育するか決まってませんが、天然遡上の仔を基本に飼育する事はかわりないようです。


濾過財を掃除する山本さんと長嶺さん07年 10月 5日

10.11池の濾過財の清掃です、いままでアユが居た池も全部洗い上げる指示がでました、ついに来年度に向けての準備が着々と進んでいます、採卵作業場の作成にもとりかかりました、卵を収納する水槽、孵化子魚を収納する水槽、卵消毒をする水槽、様々な用意に翻弄されます。


天井を直す支所長07年 10月 2日

エアー配管の掃除、さてワムシ君も入り、エアー配管のチェックをしていると・・なんとサビが詰まっているではありませんか、それでなんぼエアストーンを掃除してもエアーの出が悪かった分けだσ(^_^;四箇所あるワムシ飼育用の配管を全て分解してサビを取りました、すると見事にエアーがでるようになりました、酸素は動物類の命ですからね。


山口秋穂からワムシを斉藤課長と持ち帰りました。07年  9月29日  高密度ワムシを培養開始    

来年度の仔魚あゆに食べさせる生物試料を取りに行きました、まずは山口秋穂産のワムシです、なんとか順調に増えてくれればいいのですが、今年は「荒塩」を使うので色んな原虫には苦労しなくて済むと思うけど・・。


07年  9月26日  大工+配管工+左官=養殖屋バレットを作った材料・・こりじゃー・・ねぇ

日が立つのも早いですね、もう来年度の用意を始めています、今日は大工+配管工に扮してテンコンテンコン・・しかし・・大工の方の水槽を置くバレットの作成はろくな木材がなく適当に作ったら支所長に駄目だしをされ、じゃっかん凹みました(-_-;(だっていい材料ないんだもの)もういっこの配管工の方はエアー配管のサビ詰まり除去に苦労しましたがなんとか成功、これやっとかんとワムシが酸欠になるからね(^。^;)昼から組合長と斉藤課長が「産卵場」整備の為の川船降ろしを手伝いました、さらに池の準備に水槽の準備とまったく余力が残ってません、人工海水は水になかなか溶けないしあっと言う間に時間が過ぎます、残業も事務処理が残ってます・・かなり疲弊してきました、さて釣果情報ですがキャスト山口店の上田店長が高津川に釣りに来てました、今年は閣外あゆが若いのでまだいいあゆが釣れると思います。


つかみ取りをする子供達07年  9月23日  染場子供会であゆ・うなぎの掴み取り

なんとか生き延びていたイベント用のあゆ(間違いなく全部子持ち)を取り上げ、益田市染場で行われた「あゆ・うなぎ掴み取り」イベントにあゆ達を持って行きました、もう生命力が乏しく移送しただけで1割ダウン(-_-;、1割多めに持って行ったのとキチンと説明して事情を分かって貰ったのでなんとか事が無事に終わりました、これで今年のイベント用あゆの販売は終了になります、来年も宜しくお願いします。


07年  9月20日  絶対致死遺伝子・・外池のあゆのハミ跡

ついにあゆ達も死を感じ取って来たのでしょう、静かに亡くなる輩が多くなりました、絶対致死遺伝子の発動です、あゆは年魚と言われ自分が卵として生まれた時期が来ると卵を産み死ぬ遺伝子が含まれています、人間だと120歳らしいですねσ(^_^;それでは養殖のあゆはどうなのか・・環境の問題で卵を産むスペースや場所がありませんのでほとんど卵を抱えたまま死亡します、そしてセンターの山口産のあゆも寿命がきました、去年の9月22日に受精卵として生まれたあゆなのでもう限界とバタバタ死んで行きます、このまま放置する分けにも行きませんので、村上さんと取り上げて子ウルカを取って廃棄しました、約4.3キロも子ウルカがいました・・南無参2344尾のあゆ達、それと組合長から指摘があり大阪から来られた釣師からクレームを受け取りました、まだあの時は池では元気でしたので川に下ろして死ぬ事態が予測できませんでした、本当に申し訳なく思いここでお詫びを申し上げますm(__)m。


07年  9月17日

外池で産卵してます久々に大雨が降りました、皆さん鉄砲水には気を付けてください、僕も9月2日に鉄砲水で流されそうになりました(^。^;)なんと、累代34代の鮎がもう池の中で産卵しているのを発見しました、やっぱ人工は成熟が早い、高津川天然は全然その兆候も見れません、両者の生まれも一ヶ月以上も違うんですよね、気温の上昇に伴い年々天然あゆの産卵時期が遅くなっています、地球温暖化もなんとかしないとアユの解禁が9月とかに将来はなるかも知れません(-_-;太平洋側ではすでに弊害が出ていて水温が高すぎて孵化した仔魚が海で死ぬ事態が起きてます、恐ろしいですね。


山女選別中の斉藤課長と長嶺さん07年  9月14日

忙しい一日でした、12池を消毒し排水したりオトリ鮎やウナギを日原支所に持って行ったり、神田本所で冷凍あゆの作業を手伝ったり、そして夕方には明日の山女の放流の準備(3回目)をしたり、主に匹見に4万5000尾放流予定です。


オトリ用あゆ07年  9月10日

本年度最後のオトリ鮎の選別をしました、結局使い物にならなかった小あゆは約2割居ました、自然界ではもっと沢山の小あゆが10cm未満で卵を産み一生を終えるのでしょう、高津川のあゆの大きさがバラバラなのは天然あゆの他ならぬ証拠です、特に今年みたいな変な気候(春先雨降らず、何故か盆過ぎて気温ピーク)の時はモロに影響を受けます、自然の気候の前では人間は無力なのでしょう。


オトリ鮎を選別する斉藤課長と長嶺さん07年  9月 8日

今日はずっと鮎・山女の選別をしました、丸一日掛けどうにか終了しました、オトリ鮎もあと僅かになってきました、今年はセンター産のオトリを本格的に使用した記念すべき年であると共に様々な問題点も浮かび上がってきました、もっと来年は丈夫で温度変化に強いオトリを・・と気持ちを込め悩む日々が続くのでしょう。


プレッシャーでサランロックを洗う、柳尾政さんと篠原栄さん。07年  9月 5日  

やってきました、この季節・・濾過層の掃除です・・今日は9池のサランロックをプレッシャー洗浄しました、正直ばーちゃんに「ネズミの糞の臭いがするけぇ、はよー風呂に入りんさい」と言われたほど、臭いが体に移ります、ですがこれも飼育員の仕事なので弱音は掃けません・・一つ一つ対処しないとね。


いまかいまかと待っている保育園児07年  9月 2日  雪舟保育園であゆの掴み取り

まだまだ暑いですがもう暦では秋ですね、一昨日、益田の雪舟保育園であゆの掴み取りがありました、今年は大きめ7〜80gを持っていったので大変喜ばれました、本格的にプールでやるんですね(^。^;)しかも水温まで下げてしっかり準備されていたのは驚きました、園長先生のコミカルな動きも楽しかったです、子供達もワクワクしてました。


電照中です。07年  8月30日

大分、夜はいい風が吹くようになりました、序所に秋を迎えようとしています、そろそろあゆセンターでも「電照」で明るさをコントロールし採卵を促します、今年も早いタイミングで成熟すればいいのですが、解剖してみましたがまだ成熟してませんでした、これから天然のあゆも少しずつ下降して行くと思います。


07年  8月27日山女を飼育中です。

さてシマノジャパンカップも終わりましてまた平穏な高津川へ戻ります、いつまで続くんだろう?この暑さ(-_-;いい加減僕も夏バテ気味で体重がやや低下しました、皆さんから色々反響がある僕のページですがわざわざ電話でお礼を言ってくれる方、遠方よりお土産を持ってきてくれる方、そしてたまたま神田本所で出会い立ち話で励ましてくれる方、この一瞬一瞬が僕の明日への活力源になる訳で皆様からの疑問や励ましのメールは本当にありがたく受け止めておりますo(^o^)oそんな僕のファンの太公望さんに定年し千葉県から高津川近辺の日原へ移住する方が現れました、なんでも高津川であゆを釣り、農作物を作って老後をノンビリ暮らしたいとか、非常にいいと思います、「田舎に暮らそう」ではありませんが喧しい都会の流れと田舎の時間の流れはまったく違います、人生を謳歌するなら僕なら迷わず田舎を選びます、こうしてネットの世界では全世界関係ありませんし、なにより田舎は「自分個人の明確な存在意義」が分かる所です、皆さんが助け合って暮らす場所なのです、数年前も神戸の元テストドライバーのNさんが定年後、高津川に夫婦で引っ越して来ました、やっぱ高津川の川が好きで骨を埋めたいみたいです、定年後、高津川に引っ越して暮らす方が今後も増えそうですね。


07年  8月24日  怪物ですか??!!( ̄□ ̄;シマノジャパンカップ決勝ラウンドに出る、木全プロ

続々とシマノジャパンカップ決勝ラウンドの高津川に集まるトッププロの方々、群馬・新潟・静岡・岐阜と見慣れないナンバーが高津川に留まっています、これだけの悪条件で地元の釣師が300〜400g釣って来て「お手上げ、掛からんのぉ」って言ってる傍らトッププロの集団は「いやーええ川やね」ってニコニコしながら皆さん2`〜4`も午後だけでしかも初めて釣った川で釣り上げてきます・・・凄すぎてしばし絶句してしまいました( ̄□ ̄;僕も知ってる小沢プロも2.6`松田プロも2`以上釣ってました・・・日本レベルは凄まじいです、明日の大会が待遠しくてたまりません、いやー楽しみo(^o^)o


07年  8月22日9池をサラシ粉、洗浄中

暑すぎて、あゆも「夏バテ」です、俗に言う「あゆの盆隠れ」と言う現象になってます、これだけ水温が高いとオトリが追わず、鮎も掛が悪いようです、仙人の方から「天然はいっそ追わん」早朝が勝負だと言っていました、やっぱこう言う時こそ「養殖あゆ」の出番なのですが、はっきり言って自信はありません(^。^;)、早く大雨が降らないとアユも人もバテバテですよぉ・・、さてまぢかに迫った「シマノジャパンカップ鮎・決勝ラウンド」ですが、25.26日に日原シルクウェイで行われます、トッププロの壮大な戦いを期待しましょう。


07年  8月20日あゆ味噌の原料の味噌樽

昨日は忙しい一日となりました、早朝4時にはセンターに行き、CAST大会の為、オトリアユを取り上げ水温馴致を約40分掛けて行います(13→22℃)でもこんだけ川の水温が高くなると(約28℃)手に負えません(*_*)育成の現場としてもお手上げ状態です、大会では約半分の人がオトリを最購入する厳しい事態が発生しました、今年は稀にみる異常高温ですが、高津川にも影響しています、僕の方は一眠りしようとした時、日原支所にオトリ鮎を持っていってくれと言う電話があり戻ると蟠竜湖の用事や「あゆ味噌」に使う原料を買いに西に東に走りました、仕事が終わったのは午後6時・・疲れたー


07年  8月17日選別用意の網、左右に大小を分けます

今年は暑い日が続きますねぇ、だいたい体の限界が分かってきた今日このごろです、危険度@・・吐く息が熱い、危険度A・・汗をかかなくなる、危険度B・・酸素が薄く感じる、だいたい危険度Aの段階で外にエスケープしないと小一時間ダウンします(^。^;)今日なんか昼からは炎の中にでも入るくらいの気持ちですよ、水を頭から被って入りますから( ̄□ ̄;さてこんな暑い中、わざわざ東京から夜行バスに乗って高津川にあゆ釣りに来られた80歳のおじーちゃん釣り師が居ました、なんでも高津川のアユを孫に食べさすのだとか、川で倒れないよう気を付けてくださいね、盆休みに入っている神田本所ですが、川を見れば太公望は沢山居ます、みなさん釣って食べるのでしょうねぇ。


手の甲から汗が吹き出る・・07年  8月13日

明後日は日原の町中で「あいのつかみ取り」があります、みなさんヒマなら旭橋の下へ行ってみてください、夜は花火も3000発あがりますよo(^o^)o、さて僕は今日は神田本所でイベントに向けて氷割りをしました、割って割って割りまくりました、肩が痛い・・、昨日「銀鱗会」が大会をしてました、約10人ぐらいで、釣果はどうなんでしょうかねぇ。


07年  8月10日  怪奇現象A ついに55℃を突破・・55℃を越えている・・(*_*)

さて今日はなんか知らんけど、午後の給仕の時に2号棟の中で意識を失いかけまして・・気が付いたら汗が塩化してました(*_*)頭のコメカミが痛かったので昼からエサ作りをしてノンビリしてました、なんか事務所が36℃あっても(もちろんクーラーなんて物はない)涼しく感じます、昨日の自治会の会合で近所のおじさんが、Aさん「最近、暑いねー・・日中は仕事にならんわ」Bさん「わしなんかずっと外で仕事しとるで」と自慢してましたが、「外で仕事できるなんて天国やで(>_<”)」って心で思ってました・・海に行ってないのに真っ黒黒ですよこっちは・・、最近体感温度が可笑しくなったんか部屋の温度が40℃超えんと汗をかかなくなりました・・毎年こんなもんやけどねぇ・・今年は酷い。


アマゴを配布する先生達07年  8月 8日  川登保育園でマスの掴み取り

忙しいですぅー(>_<)なぜアユが揚がらないのに忙しいのか・・それは竿師の方々が沢山来訪しオトリ鮎が売れまくるからです、今日は早朝6時30分に出勤し「川登保育園」に掴み取り用のマスを持っていきます、帰ってくるとオトリ鮎の選別・・そうこう取り掛かる前に神田本所に100尾を緊急で持って来いと言う電話(=_=)こっちはてんまわんやです、なんとか選別も終了しましたが大変な一日でした。


台風の準備をしています07年  8月 4日  台風5号

今年は例年になく大型台風が早い時期に直撃しますね、台風に備えて色々準備してましたが抜かりが多かった為、支所長に怒られました(=_=)ですが無事、台風の目を通ったので暴風被害はありませんでした、それより水位が神田で今年最高を記録しました(199cm)、川のあゆが序所に下降してきますね、そろそろ、この台風の後、仙人からピーク宣言でました。


07年  7月30日  久々の更新センター前の草を刈りました。

色々復旧に時間が掛かりました、さてそうこうしているうちに台風も過ぎ、今が高津川ピークです(やや過ぎたか?)今日は「丑の日」神田本所はまさに戦場、僕「オトリのぉ・・」「邪魔だーどけー」と言う声が何処からか飛んできました(^。^;)皆さん、高津川漁協が扱っているのは「天然ウナギ・・1キロ5000円〜」「浜名湖養殖・・1キロ3000円〜」です、身がプリプリして皮もゴムみたいな弾力もうこれを食べたらスーパーでウナギなんか買えませんよ、是非漁協でお求めください。


07年  7月13日  台風4号外2池、山女の大群

台風マンニィなる物が益田を通過しそうです、今日から小雨が降り続いています、しかし本流には約二週間まったく「網」が入っていないので良く釣れるのかカッパを着た釣り師が多く居ます、まだ水位もそれほど上がっていませんしね、まだフィーバーまでは行っていませんがσ(^_^;、僕も今日からの一週間は最低「毛網」が入れれないだろうと思い、昨夜、匹見川へ行って来ました・・11尾取れました・・が代償に急流に引いた為網のアンバーが切れて網が破けに破けました・・−25000円、チャリーン(レジの音)(=_=)


07年  7月 9日  トラブル続き  1号棟の水質調整層を掃除する、山本さんと柳尾政さん。

嫌な流れですよー(-_-;今日は朝からアングル草津店さんの「友釣り大会」、早朝4時起きでオトリをトラックに積み込みシルクウェイ日原へ行きます、すると・・(*_*)「なんやぁ・・??」今年から国土交通省が煩い為か草刈はまったくされてなく見事にオトリ配布場への道は閉ざされ、トラックの視界がほとんどありません、しかし行かない訳にも行きません「ぐぬぬ・・」気合と僕のけんとうで道なき道を進むとようやくたどり着きましたσ(^_^; 川が増水でタフなコンディションの為、100g級の大きめオトリを持っていきました、大会で釣れなかったら高津川の恥ですからね、こっちも気合入れましたよ(^^)v太公望が「デカっ」て声をだいぶ聞きました、デカ過ぎたらすいませーんσ(^_^; そんな事を言ってセンターに帰ると山女を飼育始めた外池3.4のエアーが止まっている事に気づきます(-_-;しかも元栓や配管抜け・水抜きをしてもどうしても枝分かれした場所からエアーが先に行きません「ぐぬぅ・・カエルでも詰ってるんちゃうか?」(゜〜゜)怒、と半ギレしながら応急処置に8池から強引に水道ホースを繋げてエアーを外池に送り込みます、そうすると今度は日原支所にオトリを持って言ってくれと指令が下ります、見習いも楽じゃないですねぇ。


神西湖産、ウナギの稚魚放流です。07年  7月 6日  ウナギの放流

やっと濁り水も引き、先日ウナギを放流しました(約30〜60c 約50キロ)高津川水域全部に放しました、センターで臨時飼育を2日間していて水なれしているので元気よく泳いで行きました、早く大きくなってよー。


07年  7月 3日カヌークラブの子供達、宮島さんが見守ります

周布川の解禁も始まりましたね、さて先日、高津川でもシルクウェイ日原でカヌークラブでの「あゆつかみ取り」がありました、子供達も大変喜んでましたし日原役場も子供達の自然に対する関わり方など大切な事ですよね、さらに午後から山口県岩国市錦町のオトリ屋さんにもアユを持っていました、仕事が終わったのは午後7時・・疲れたぁーσ(^_^; さて水位の事ですが神田が「−3 → 158cm」まで上昇しました、柿木 津和野 日原 匹見 石谷 七日一 と軒並み 75〜111_も降りました、これで石がひっくり返りました!!ヘドロも流れましたよ、来週あたりから楽しみですね。


07年  6月30日2号棟のボイラーを開けて掃除です。

もうこの時期、大会の話しをよく聞くようになります、今年は6月15日に恒例の町民大会「匹見友釣り大会」があり、参加者は14名でした、今年はまだ水量も少なく、もっと水が出て貰わないといけないのですが、7月に入り、8日にはパワーアングル大会(シルクウェイ日原・道の駅)さらに22日にはサンラインカップがあります、8月にはオオトリでしょうか?日本代表レベルの大会が行われるのではないか?と色々な憶測が飛び交っています、こうご期待ください。(テレビ中継が入るのかな?最低でもスカパーは間違いないか?)


モクズガニを飼育していた、水槽を掃除する長嶺さん07年  6月27日

今日も暑いですね、最近は機器のトラブルが多いんですよσ(^_^; 気が抜けません、今日は機械室Bのボイラーが故障・・、最初はパニクってルーツブロアーが故障したかと思ったけど、冷静になったら二号棟ボイラーのスス詰まりやんσ(^_^; 暑いせいか、頭までヤラレそうです。


07年  6月24日タワシを片付ける篠原栄さん

油断大敵、今日は早朝、点検を終え、手を洗っているとなんと水道が止まったではありませんか「んっ?停電か?」そこで電気を付けると付きます「可笑しいなぁ?はよーせんと鮎死ぬのぉ」そして一号棟の電版を調べると「漏電かぁ?」主電源をリスタートしても直りません、どうにもこうにも直らないので一旦、各池の淡水注水を止め、二ヶ所のドレンバルブを空け排水環境を整え、1号井戸に切り替えました「うーん・・原因が分らん」後日、中○にでも連絡を取って見て貰おう、それと連日の雨でやっと水が土の上に浮くようになりました、でも正直もう一雨欲しいところ。


推定52℃を越えている、温度計・・・おかしいやろ(*_*)07年  6月21日  怪奇現象@ 52℃を越える仕事場、陽炎が見えてきた・・

・・・・・(^。^;)・・・・・(-_-;・・・・・( ̄□ ̄;・・・・・(=_=)・・・・・(>_<) ・・・・・(>_<")・・・・・(*_*)・・・・・(/-\)・・・・・オレヲコロスキカ・・、遂に2号棟内の気温が52℃を突破した・・・・・温度計が振り切れている・・、酸素が薄い・・もしかして自然酸欠なのか・・死にそう・・。


プレッシャー洗浄中の6池07年  6月18日

掃除をしましょう、6池をプレッシャー洗浄し池を空にして乾燥させ水生細菌を死滅させます、来年への準備も滞りなく進めて行きます、一号棟のサビも撤去していかんとなぁ・・、速報です!七日一で39_ 三葛で50_も降りました!


07年  6月15日  毎年恒例、コンヘルペスの検査コイを捕獲する組合長と斉藤課長

さて、アユも一段して、県の内水面浅海グループから連絡がありまして、コイヘルペスの検査用のコイを捕獲して貰えないかと言う依頼を受けました、そこで組合長を筆頭に斉藤課長と僕が胴長を着て、後川のコイを懸命に「コイ網」に追い込みます、「うっ埋まる・・」そう後川は田圃の水を取る小さな川なので泥が凄いのです、組合長と共に必死に検査ようのコイ5尾を捕獲しました(^。^;)、本線ではコイヘルペスは今まで陰性なのですが、なぜか上流の支流の一部で発病した経緯があります、まぁコイが死んでいる報告はないので、大丈夫でしょうが、組合長曰く「昔はよく、冬にコイを獲って皆で食べたものだ」と言われてました・・フムフム、昔はコイは貴重な食料だったのですねぇ、時代が移り代わる様が分る言葉でした、Taikiはコイコクが大好きです、ネギと煮たら美味いのですよこれがo(^o^)o。


07年  6月12日オトリ鮎を選別する斉藤課長と篠原栄さん

オトリ鮎の選別をしました、今年の第二段です、「掲示板」を見て貰えば分るように「オトリの管理がなっとらん!」とお叱りの書き込みもありましたので、上司の斉藤課長や支所長などへ相談をし一旦、小さい池へ(内池・4d)入れある程度エサ抜きで飼育し無駄な脂肪を落としてみてはどうか?と言う結論に達したので試行錯誤のつもりで飼育してみます、この方法、四国等では当然だとか・・内のアユで上手く行くかどうかは分りませんが、前に進まないと行けませんからねo(^-^)○☆パンチ


さぁ、レッツ周布川へ07年  6月 9日  周布川水系へ

これで全ての放流あゆの育成は終了しました、解禁が遅い周布川水系への放流です、サイズはなんと14g強!!10日もしたら釣れるサイズの放流です、今年は放流事業に至っては不思議なぐらい順調でしたo(^o^)o、来年も大型サイズの仔魚を入れましょう。


サランロックを掃除している、柳尾さんと山本さん07年  6月 6日

濾過槽の掃除は真っ最中、親魚育成に移行していく段階で放流アユ君が残していった糞を丁寧に掃除しています、だいぶ暑くなって来ましたね、モクズガニの放流をしました約8000尾、これでモクズガニの飼育も終了となります。


濾過材を洗浄する山本さんと篠原栄さん07年  6月 3日

皆様・・あゆはどうですか?無事釣れましたか?(^。^;)どうもイマイチな情報も入りますが釣っている人もいます、場所で差が出ているみたいです、まだ今年は気温が低く仕事は快適です、サランロックを引っ張り出してプレッシャー洗浄中です、でもやっぱ暑い・・( ̄□ ̄;そう言えば5月31日には最多ヒットが43まで増えました、皆様に感謝。


07年  5月31日掃除中、濾過層の中のサランロック

この時期・・・不覚にも高熱を出してしまいました・・なんと39.5℃・・、1年三ヶ月振りの大病で昨日は早退、今日は完全休養です(*_*)、みなさんご迷惑を掛けてすいません、ですが注射も打ち、明日には元気に仕事を頑張りたいと思います、明日の解禁楽しみですね(^。^;)イベント情報に記載します、5月29日には過去最高の一日33ヒットありました、今後も頑張ります。


濾過層を掃除する大佐古さん。07年  5月27日

さて、解禁まで後少し、今日は空いた濾過層を掃除しましたが・・サランロック(濾過材)の重い事・・・糞がビッシリ・・今年は良く食べたね(=_=)アユ君達、しかも遂に二号棟気温が49.1℃をマーク・・・・カゲロウが見えてきた・・。


今年、最後の放流、高角橋付近に放流しました。07年  5月25日   今年最後の稚あゆ放流

ついに今年、最後の高津川水系への放流が昨日、終了しました、計画では100万尾だったのですが、僕達飼育員の頑張りもあり、110万尾強も放流できました、今振り返ると初期育成から危機感を持ってやれた気がします。


07年  5月22日太陽光で加温している淡水

さて、実は僕に早く河川状況を載せてくれって言うメールが最近頻繁に届きますσ(^_^; まだ漁師としてはガキですが、今日も休みなので河川を見てると向横田橋付近(高津川中流)のアユは10センチクラスが20〜40尾前後で群れを作っているコロニーも有り、また全長18cm前後のアユは縄張りを持って外敵を追い払う姿が目に付きます、今年は若干渇水のせいか本流の上流で大型魚が目立つようです、この前、試験釣りの様子が本所のホムペに載っているようですよ。


エサ袋を持って行った五島さん宅07年  5月16日

さてほのぼのした日は暖かい陽気に誘われて外に出たい者です、今日は空のエサ袋を届けに軽トラで運ぶ途中、匹見の剣先の堰堤で稚あゆの動きを見ました、小粒が多いなぁ、匹見筋は天然は小さい感じがしました。


アブラビレをカットする、おばさん達、それを見守る豊田さん07年  5月10日  標識放流

今日は標識放流に使う、稚あゆの油ビレをカットしました、今年も約5000尾、上流に持って行ったようです、皆様標識あゆの確認をまた今年も宜しくお願いします。


大玉でオトリ鮎をすくう、Taiki07年  5月 9日

今日は放流稚魚を見極める為に魚体重測定です、オトリ用に使うアユはもう全長15cm前後、大きなタマでないとすくえません、しかも動きが凄く早い、もう少しで全てのあゆ達を放流し終わります。


07年  5月 5日  くたばれアニマルプラネット160cmぐらいあったアオダイショウ・・長いょ

・・( ̄□ ̄;、暑くなると言うことは動物類の活性が上がると言う事ですので間違いなく、僕に被害が及ぶだろうと推測していると早速・・井戸ポンプ切り替えの為に2号棟のドレンバルブを開けに行くと・・「ぐはっ」( ̄□ ̄;目の前の蜘蛛の巣に頭から突っ込んでしまったではありませんか、しかもそれだけでは終わらず「ツチグモ」に首筋を咬まれる始末・・( ̄□ ̄;「ヒリヒリして痛いよぉ・・」と思いながら、今度は外5池を掃除中に何故か「アシナガバチ」に集られる・・僕「動いたらアカン、動くと刺される」と悟り、硬直しピンチを打出して、ホッとしていると今度は160cmぐらいのアオダイショウが機械室Bの周りでたむろしているではありませんか、「わぁ」( ̄□ ̄;と僕が驚くとヘビもビックリした様子で硬直、なんとか追い払い一日がやっと終わりました・・相変わらずジャングル化しとるよあゆセンター、そやから草刈は必須なんです、しとかんとマムシが出るからね(-_-;


稚ガニの世話をする大庭さん07年  5月 3日

暑い・・・いつのまにやら2号棟の気温は38℃を計測しているではありませんか(-_-;・・この季節がやってきたか・・そんなマイナス思考が過ぎる一日でした。


センター前の坂もスッキリです07年  4月30日

世間はゴールデンウィーク真っ只中・・・羨ましいなぁ(=_=)、トラウト釣り師が目の前の川でもチラホラ見えます、知り合いの釣り師が35cmのゴギを釣ったと情報が入りました、僕も行きたいなぁ・・とか思いながらひたすらビーバーで草刈をしていた一日でした。


07年  4月27日移動方法を相談する塩満さんと宮内さん

さて、まだまだメンテナンス習慣は続いています、今日は動かなくなったマグネットポンプをオーバーホールして4d海水貯水槽に設置しました、これがぶち重い・・(=_=)三人がかりで押してもなかなか動かなかったからトラックで引っ張ったろか?(゜〜゜)と思いましたがなんとか動き設置が終わりました。


07年  4月23日  ???

おったで・・あるびーの、内蔵やら骨まで透けとるw(゜o゜)wTaikiは基本的に早番なので7時にセンターへ行くといつも同じ角度から稚魚を見て動き・浮遊具合・糞の形などを見て稚あゆの大まかな状況を把握します、それでここ一ヶ月・・「なんやろ・・10池には青白いモンが泳いどるような・・」10池には約12万尾います、そこで一尾一尾把握するのは困難なんですが石池に稚魚を入れるとコケが付く為、あゆの保護色でだいたい緑っぽくなるんですね、その中で一匹白いようなのがおると目に付きます、今まで数が物凄いので捕獲できなかったのですが給餌で浮いてきた所をすかさずゲッチュ⊂(・ω・)⊃ 、こんなん獲れましたけどぉ。


蓋のサビを落している、宮内さん07年  4月20日

そろそろメンテナンスが・・様々な物も時がたてば劣化します、そして何もしなければ朽ちていきます、それを防がねばなりません、本当・・色んな仕事は沸いてきます(^。^;)僕も正門をグラインダーでサビを削っていると手が痺れて、事務処理が上手い具合できない1日でした・・(^。^;)手の振るえがとまらん(^o^;)


8池を洗いました07年  4月16日

一号棟も大分空きが出てきたのでピンピンを使っての分養が盛んです、2号棟の遅生まれの稚魚達が1号棟(中間育成専門)に分けられ広々と飼育でき成長速度もより上がると思います。


積み込み中の風景07年  4月12日

放流も今日と明日で前半は終了です、今年は去年と違って大きい稚魚を持って行くので総代さん達から大変喜ばれています、4月下旬から後半がスタートも頑張ります。


07年  4月 8日25.6cまで育ったあゆ・・重い・・

さて、池が空いたので井戸ポンプを一つ止める為(経費削減!)に魚の移送が今日もせっせとありました、大分あゆ達も少なくなってきたなぁ・・約40万尾ぐらいは放流したかな?とかしみじみ思っていると、今日の移送は1号棟の端の外3池→1池に運ぶと言うのだ・・(-_-;、今日の仕事メンバー皆さんはベテランの方々・・30代はおろか40代も居ません・・「うっオレしか走る人おらん・・」予感は的中、頭の中でランナーが流れます♪走るぅー走るぅー俺だーけぇ・・約50mをインターバル15秒位で40本近く走ったでしょうか・・( ̄□ ̄;息も絶え絶え約5キロのバケツを持ち、走りにくい長靴は慣れているとはいえ・・インターバル15秒と言うのはかなり過酷でした・・塩満さん・篠原史くん・・(*_*)走る人ホシイ・・運ぶ人ホシイ・・。


移送する為に使うピンピン07年  4月 3日

放流の居残り組みとして頑張りました、去年よりもだいぶ早く一号棟のあゆ達が巣立っていったので2号棟のあゆ達(約40日生まれが遅い)を一号棟に分けます、やっぱ放流の1日は大変長いですねぇ。


07年  3月31日天然あゆの大切さを語る、高橋先生

なんでも島根県水産関係の人のお招きで高知県の高橋先生の講演会が10時から西益田公民館で行われました、なんでも「天然あゆを豊にする勉強会」そこには高知県の水質の悪さや河川工事による川の都会化、急流な河川にはまずダムを、と言う人間の勝手で振り回されるあゆ達の30数年史にも僕は捉えました、幸い高津川には一級河川のアユ川では唯一ダムがありません、その為、下流にも小砂利が流れ産卵場も日本ではトップクラスの品質だとか、自分としはもっと高津川の事が知りたかったですね、高知とは気候も気温も水質もまったく違うので愛媛に研修した時、海の水質に付いて研修しましたが、日本海と瀬戸内海では同じ海水でも別物ぐらい劣化してますからね、太平洋側はまぁ水産飼育場が日本で一番多いので致し方ないかも知れませんが・・。


放流準備で塩満さんとシューターの確認をしました。07年  3月25日  

さて、放流日が本格的に決まり初めました、今年は去年より40日も早くそして倍近く大型のサイズのアユが放流できる気配を感じます、この日は明後日に迫った放流の下準備で色々な物の点検から修理そして確認と慌しく用意に取り掛かりました、楽しみにしていてください、第二弾モクズガニを放流しました約2200尾。


総代会が開かれた、西益田公民館07年  3月18日  本日は総代会です

僕も駐車場係りとして駆り出されました、流石に3年目、かなり地に付いてきたのかスムーズでしたぞぃ( ^-^)_旦~、どのような事が話されていたのかは僕には分かりません、今年の放流事業の決議でもあったのでしょうか。


07年  3月14日投網を放つ組合長と斉藤課長

さて今年も石川組合長の宣言の下、「しまねの鮎作り」の原点である天然遡上あゆの采捕に行きました、連日のように様々な所で遡上あゆが見つけられます、今日は「安富河成橋」の下付近で特別采捕を行いました、今年は遡上が早く、大きいアユは神田大橋を越えたと言う情報も入っています、あと第一弾・モクズガニを放流しました約6400尾。


07年  3月10日気配りをする窪田さん

2月末には最高気温17℃まで上がったのにまさかの寒い日々への逆戻り、早朝には氷点下0℃まで下がり、稚魚の育成水温にも多大な影響を及ぼす悪い気候がでてきました、気温が下がると水温も下がる、ボイラー代は嵩みそして稚魚は消化不良になりやすくなるなど僕達飼育員にも緊張が走ります、好調を維持しているだけに引継ぎや様子観察などに気を配るよう斉藤課長から指示がありました。


ズック水槽の外枠を補修する大佐古さん07年  3月 5日

外池に居る稚アユが大きくなり池のキャパが狭くなったので、6割ほど横の池に移送しました、最近は10月生まれのあゆの成長が著しく毎日、エサ作りに翻弄されております(^。^;)


視察に来てくださった福原理事。07年  3月 1日

さて、旅行も終わり今日から渓流釣りがスタートです、初日は仙人・真庭さんが52尾(山女・尼子・御儀)とダントツトップを誇るなか平均してみなさん10尾前後釣れたみたいです、2月26日に天然遡上が確認されました、詳細は「高津川漁協組合」のホームページに載っていますo(^o^)o


12池の稚魚あゆ、淡水馴致は順調だ

02年  2月23日    全部の池の仔魚が淡水馴致しました

センターでは仔あゆの淡水馴致も無事成功(最終日齢110日)ヘンな病気を誘発する事なく順調に育っています、大分池のスペースも狭くなってきました、例年より高津川系あゆの成長が良いようです。


07年  2月22日防鳥ネットを取り付けた外6池

σ(^_^; さて疲れを引きずりつつ花粉症で頭がボーとして池に落ちないように新規一転頑張ります、今日は稚魚が大きくなって1gを越えてきたので次の天敵、セキレイ(小鳥)の襲撃を防ぐ為、防鳥ネットを外池に被せて固定しました、これで稚魚のストレスが減り沢山エサを食べるようになると思います。


選別に使う道具です。07年  2月16日

外7池を選別しました、大分成長速度がいいのか池が少し狭くなってきたので急遽決定しました、斎藤課長も立会いで大佐古さんと宮内さんと僕とで行いました。


一号棟を世話する窪田さん07年  2月12日   モクズガニの産卵がピーク

物凄い勢いでモクズガニが産卵し壊れた水槽の修理も間に合いません(^。^;)なんとか水槽を確保しモクズガニを大きくして行こうと思います、脱皮を繰り返しますがその磨耗に耐え切れないと死んでしまうので環境が非常にシビアです。


修理しパワーアップした既設ポンプ07年  2月 8日

今日も忙しい日々となりました、淡水馴致に向け序所に海水比重を下げていきます、今は淡水馴致とウロコが生えてくる時期であり、周りはピリピリムード少しの油断は大きな失敗の元、仔魚をよく観察する事も仕事なのです、山陰中央新報さんが取材に来てました。


07年  2月 5日

既設ポンプの検証と修理相談している塩満さんと宮内さんさて中電工さんに来て見て貰った既設ポンプですが「寿命でしょう」と言われ、(゜〜゜)僕「カァー」ここの道具に寿命はない・・いや、寿命で墓場に入る前にやって来る所なのだ・・とかってに盛り上がりなんとか部品を取って貰い一式道具を揃え修理に取り掛かりました、ここには元配管から溶接まで、かたや大型トラックの免許まで持っている先輩方もいます(^。^;)何故か僕を含めほとんどの人が単式ポンプなら分解可能です。


外池円柱を修理する宮内さん07年  2月 2日

今日は高津川産の2順目の選別をしました、一番最初に孵化した仔魚を淡水馴致させ、大きくなってきたので外池に移送しました、そして残った仔魚を各池に分養しスペースを広く持ち成長を促進する為です、大きくなれよぉー、。


07年  1月28日  モクズガニの子

さて、昨日はみぞれが降るなど、非常に寒い1日になりました、ひたすら底掃除をします、遂に上司が連絡を付けてくれて「掃除機の先」を貰いに行きました、古いタイプの掃除機の先が底掃除には必要なんですねぇ、モクズガニの子も孵化してきましたし、また忙しい感じになりつつあります。


07年  1月22日  モクズガニのメスの特別采捕大佐古さんがメスガニを捕獲します

頼む・・河口よ、穏やかであってくれ(>_<) この前の時はあまりに波が酷く転覆しそうになりました、今日は大佐古さんと二人で木製オールを使いモクズガニを采捕しメスカニから放卵させ飼育して放流する事業の始めでメスガニを采捕しに高津河口に行きました、なんとかメスを3尾ほど捕獲・・まだまだ捕獲して放流に向けて飼育していきます。


07年  1月18日篠原栄さんがサイフォンで底掃除です

さて高津川では、海水難の育成現場の方針から仔魚育成も特殊な方法をとっています、消化バクテリアを使った方法で亜硝酸が1.0以上で硝酸と化した水質で育てています、その為に底は一切触れませんが、1回全て剥ぎ取るとほぼ毎日底掃除は必須仕事となります、毎日黙々と掃除する日々の幕が切って落とされました。


07年  1月13日  選別選別ぅーあみ選別の設置です

まさに選別ラッシュ第一弾が始まりました、今日も二面を網選別し大と小に分けました、これで共食いも少なくなります、しかし計算では給餌率が6%まであがっていたなんて・・実数を把握しないと分かりませんねぇ、ワムシ君をこれでもかと今年は食べさせましたから・・なんとピーク時には1尾あたり1日・5000個はあげています・・w(゜o゜)wオレよく供給できたよ、お陰で活性が高く喰いの良い仔魚に育ってくれたととりあえず安堵の気持ち。


07年  1月 6日  高津川産のF1を選別一箇所に集めた仔魚

さて孵化した仔魚も0.1gを越え、選別する時期となりました・・・(-_-;予想数とは良い意味か悪い意味なのかは別として異なる結果がでた訳で、やっぱ1回選別しないと実数って言うのは分からないですねぇ・・しかしナンダカンダ言って成長率が素晴らしく良かったのは適正数で飼っていた訳で世の中の相場はある程度決まってる??うーん・・


07年  1月 1日  新年!篠原史くんのスカイラインGTRです、カッコエエなぁ

今年は無事に大きくなり早期に放流できますように(・_・)ぼけぇーとして新年を迎えます、三が日はパートのおばちゃん達もおらず現状維持に勤めています、しかし・・毎年新年から毎年センターで勤務だねぇ・・。

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